nodistの基本操作を説明します 【Node.jsのバージョン管理】

 

nodistとは何か?

Windows環境でNode.jsのバージョンを管理するツールのことです。

 

Windows上でNode.jsのいろんなバージョンを使い分けたい場合。

通常なら今使っているバージョンをアンインストールしてから、別のバージョンをインストールするという手順が必要ですが、

nodistを使うと、ツール上に複数のバージョンをインストールしておいて、使いたいバージョンを切り替えて使うことが出来るのです。

 

 

  • Windows環境でNode.jsのバージョン管理するツール→ nodist
  • Mac、Linux環境でNode.jsのバージョン管理するツール→ Homebrew

 

 

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nodistの使い方を説明します 【Node.jsのバージョン管理】

まずは、Windowsにnodistをインストールします。

こちらから最新バージョンのexeファイルをダウンロードして、インストールしてください。

 

nodist

nodistのバージョン確認

コマンドプロンプトを立ち上げて

以下のコマンドを入力すると、インストールしたnodistのバージョンが表示されます。

nodist -v

 

 

私の環境ではバージョン「0.9.1」が表示されています。

これでnodistが正常にインストールされた事を確認できました。

 

nodist -v

使用可能な Node.js のバージョン確認

次はインストールできるNode.jsのバージョンを確認していきます。

 

コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力してください。

nodist dist

 

インストールできるバージョン名が一覧で表示されます。

 

nodist dist

 

nodist dist

 

現在インストールされているNode.jsのバージョンを確認

次は、既にインストールされているNode.jsのバージョンを表示していきます。

 

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してください。

nodist 

もしくは以下のコマンドでも構いません。

nodist list

 

私の環境では、以下のように表示されました。

インストールされているバージョン名が一覧で表示され、「global」のタグが付いたものが現在使用されているバージョンになります。

 

nodist

 

 

私の環境では、現在以下の4つのバージョンのNode.jsがインストールされており

  • 「10.13.0」
  • 「11.6.0」
  • 「11.13.0」
  • 「13.5.0」

 

現在、「11.6.0」のバージョンを使っています。

Node.jsのバージョンを指定してインストールする

「現在、私の環境には4つのバージョンのNode.jsがインストールされている」と先ほど確認しました。

次は、新しく別のバージョンを追加(インストール)していきたいと思います。

 

試しに、「13.0.0」のバージョンをインストールしていきます。

 

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してください。

nodist + 13.0.0

もしくは、以下のコマンドでもOKです。

nodist add 13.0.0

 

 

以下のように表示されたら、「13.0.0」のバージョンがインストール完了となります。

 

nodist + 13.0.0

 

 

 

nodistコマンドで、再度インストール済みのバージョンを確認してみます。

nodist

 

nodist

 

 

インストール済みのバージョンが1つ増えている事が確認できます。

  • 「10.13.0」
  • 「11.6.0」
  • 「11.13.0」
  • 「13.0.0」
  • 「13.5.0」

現在使用しているNode.jsのバージョンを切り替える

現在使用しているバージョン「11.6.0」から、「13.0.0」に切り替えてみたいと思います。

 

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してください。

nodist 13.0.0

もしくは、以下のコマンドでもOKです。

nodist use 13.0.0

もしくは、以下のコマンドでもOKです。

nodist global 13.0.0

 

 

以下のように表示されたら、正常にバージョン切り替えが完了です。

 

nodist 13.0.0

 

 

 

再度インストール済みのバージョンを確認してみます。

以下のコマンドを実行

nodist

 

 

nodist

 

「global」のタグが「13.0.0」のバージョンに移動していることが確認できます。

これで、現在使用しているNode.jsのバージョンが「13.0.0」に切り替わった事が確認できました。

 

Node.jsのバージョンを指定してアンインストールする

使用しているバージョンを「13.0.0」から「11.6.0」に戻しておきます。

 

nodist 11.6.0

 

 

次は、現在インストール済のバージョン「13.0.0」をアンインストールしてみます。

 

以下のコマンドを実行してください。

nodist - 13.0.0

以下のコマンドでもOKです。

nodist rm 13.0.0

 

 

実行した結果が以下になります。

 

nodist - 13.0.0

 

 

 

再度、インストール済のバージョンを確認してみます。

以下のコマンドを実行

nodist

 

インストール済の一覧から「13.0.0」のバージョンが消えている事が確認できます。

 

nodist

 

 

以上になります。お疲れ様でした。


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