先日、携帯電話料金を安くするためにキャリアをソフトバンクからUQ mobileに乗り換えました。それに伴い、家の光回線をソフトバンク光からauひかりに乗り換える事で、さらにトータルの料金を安くする事に成功しました。
auひかりは、住んでいる場所によってタイプが違います。
マンションタイプの中でも住んでいるマンションによって以下の8タイプに分類されます。
- マンションギガ
- マンションミニギガ
- マンションタイプE
- マンションタイプF
- マンションタイプG
- マンションタイプV
- マンション都市機構
- マンション都市機構G
自分の住んでいるマンションがどのタイプなのか、au公式サイトで確認する事ができます。自宅の郵便番号を入力して、「提供タイプと料金プランの確認」ボタンをクリックしてみてください。
そのまま番地と住所をクリックして進めていくとマンションタイプが表示されます。
私の住んでいるマンションは古いタイプなので「マンションタイプV16」でした。
マンションタイプVは、古い集合住宅という事情により、建物の共用部までは光ファイバーで繋ぎ、そこから各部屋までは既存の電話回線を流用してネット回線を繋げています。
各部屋まで光ファイバーが届かないという事情もあり、マンションタイプVの上りと下りが公称値で上限100mbpsまでとなり比較的遅めになっています。実際使ってみてどれほどの速度が出るのか、使用に値する速度なのか、をレビューしていきます。
また、auひかりへの乗り換え手順とお得な代理店選びを解説します、乗り換えへの不安を少しでも解消して頂けたら幸いです。
auひかり マンションタイプVの料金について
auひかり回線の料金(マンションタイプ)
マンションタイプ | 基本料金(月額) | 初期費用 | 工事費 |
E16 | 3,740円 | 3,300円 | 33,000円
(実質0円) |
E8 | 4,070円 | 3,300円 | 33,000円
(実質0円) |
V16
G16 都市機構DX |
4,180円 | 3,300円 | 33,000円
(実質0円) |
F | 4,290円 | 3,300円 | 33,000円
(実質0円) |
マンションギガ | 4,455円 | 3,300円 | 33,000円
(実質0円) |
V8
G8 |
4,510円 | 3,300円 | 33,000円
(実質0円) |
都市機構G | 4,730円 | 3,300円 | 33,000円
(実質0円) |
マンションミニギガ | 5,500円 | 3,300円 | 33,000円
(実質0円) |
※表示価格はすべて税込
他社の光回線は「基本料金」と「プロバイダ料金」が別々となるのが一般的ですが、auひかりは基本料金とプロバイダ料金が一体化しています。
上記の表に記載した基本料金(月額)はプロバイダ料金込みの額となります。
マンションタイプは、工事費として33,000円かかりますが、契約後の23ヶ月間、33,000円を分割で回線料金から割引してもらえます。
約2年間使い続けると工事費が実質無料になるという仕組みです。
auひかり電話の料金
電話基本料 | オプション | 料金(月額) |
基本料 | 550円 | |
発番号表示 | 440円 | |
割込通話 | 330円 | |
割込番号表示 | 110円 | |
番号通知リクエスト | 220円 | |
迷惑電話撃退 | 770円 | |
着信転送 | 550円 | |
迷惑電話
発着信ブロック |
330円 |
※表示価格はすべて税込
auひかり電話とは、auのインターネット回線を利用した電話の事です。
通常、家の固定電話はNTTの回線を利用するものですが、auひかり回線を利用したインターネット電話に切り替える事で、通話料が安くなるなどのメリットがあります。
以前まで使っていた固定電話の電話番号をそのまま引き継げるので、ひかり電話へ移行する事へのデメリットはありません。
後ほど説明する「スマホのセット割」を適用するには、auひかりの「ネット回線」と「ひかり電話」の両方を契約する必要があります。
さらに代理店のキャンペーンによっては、auひかり電話を契約する事で多くの割引やキャッシュバックを得ることが可能です。
auひかりに乗り換えて得する為には、ひかり電話にも加入する事が必須となります。
電話のオプションを無闇に追加すると月額料金が跳ね上がるので厳選してください。
私は、通話相手の電話番号が表示される「発番号表示」のオプションだけを追加しました。
スマホのセット割引
auひかり回線とひかり電話の両方を契約した方は、au・UQモバイルのスマホ基本料金が安くなります。
- auスマートバリュー
- UQモバイル 自宅セット割
【auスマートバリュー】
割引額 | ||
ピタットプラン5G
ピタットプラン4G LTE (新auピタットプランN) |
1GBまで | 割引対象外 |
1GB~7GB | 550円引き/月 | |
使い放題MAX5G
使い放題MAX4G |
すべて | 1100円引き/月 |
ピタットプラン5G(S)
ピタットプラン4G LTE(S) |
2GB~20GB | 550円引き/月 |
※価格はすべて税込
【UQモバイル自宅セット割】
割引額 | |
くりこしプランL 25GB /月 | 858円引き/月 |
くりこしプランM 15GB /月 | 638円引き/月 |
くりこしプランS 3GB /月 | 638円引き/月 |
※価格はすべて税込
私の場合、家族全員がUQモバイルを使っているので、auひかりとひかり電話を契約する事で家族全員分のスマホ基本料が安くなりました。しかも、この割引は永年割引となっており、私の家族はずっと990円/月でスマホを使い続ける事ができます。
家族が多ければ多いほど、このキャンペーンを使うと得します。
auひかり マンションプランVの通信速度(実測値は?)
【auひかりマンションタイプ 上限通信速度(公称値)】
マンションタイプ | 下り | 上り | 各戸までの配線 |
V | 100Mbps | 100Mbps | 電話線 |
G | 664Mbps | 166Mbps | 電話線 |
都市機構 | 100Mbps | 100Mbps | 電話線 |
都市機構G | 664Mbps | 166Mbps | 電話線 |
E | 100Mbps | 100Mbps | LANケーブル |
F | 100Mbps | 100Mbps | 光ファイバー |
マンションギガ | 1Gbps | 1Gbps | 光ファイバー |
マンションミニギガ | 1Gbps | 1Gbps | 光ファイバー |
マンションタイプVはVDSL方式の為、最大通信速度が100Mbpsとなっています。
実際に使ってみてどれだけの速度がでるのか?
乗り換え前のソフトバンク光で速度計測していたので、auひかりに乗り換え後どのような速度差が出たのかを見ていきます。
※Speedtest by Ookla を使って測定
有線接続(LAN接続)の速度
モデムとPCを、LANケーブルで繋いだ状態で速度計測しました。
どちらも上り下りで90Mbpsを超えており申し分ない速度です。
ひとつ気になるのがPING値に差が出ている事です。
PING値は応答速度をms(ミリ秒)で表したもので数値が小さいほど通信環境が良いのですが、auひかりの方が応答速度が遅いという結果になっています。
実際に使ってみて、7ミリ秒は体感的に誤差の範囲かと思います。
無線接続(Wi-fi接続)の速度
モデムとPCをWi-fi接続した状態で計測しました。
無線接続でも同様にPING値に差はありますが、Wi-fi接続であるにも関わらずauひかりは優秀な速度結果になっています。
一般的に下りが20~30Mbpsあればストレスなく動画配信サービスを視聴できると言われています。今のところauひかりを使っていてストレスを感じた事はありません。
auひかりへの乗り換え手順
auひかり契約に関しての注意事項
街中にあるau店舗に行って契約する事もできますが、店舗の窓口で話を進めると、「キャッシュバックの額」や「他社の光回線から乗り換えた場合の違約金負担額」など、店員の言われるままの額で話が進んでいきます。
私も当初は街のau店舗で話を進めていたのですが、事前にネットで調べていた情報と較べて数万円も損している事に気づいたので、その日は契約せずに帰宅しました。
わざわざ店舗に行かなくても契約はすべてネット上で完結します。
自分が納得できる契約を行うために、家で誰にも急かされずに代理店を吟味してから決めるべきです。
私がいろんな代理店を調べて見つけた、最もお得な代理店が以下の2つ。
どちらもマンションタイプのキャッシュバック+割引の合計が10万円を超えています。
オススメの代理店①
サイト【キャッシュバック還元中!】GMOとくとくBBのauひかりキャンペーン
ホーム
(戸建て) |
マンション
(集合住宅) |
|
GMOとくとくBB限定
キャッシュバック※1 |
最大61,000円 | 最大61,000円 |
GMOとくとくBB限定
割引※2 |
最大17,500円
(税込 19,250円) |
最大11,500円
(税込 12,650円) |
KDDI提供
キャッシュバック※3 |
最大30,000円 | 最大30,000円 |
KDDI提供
割引総額※4 |
最大37,500円
(税込 41,250円) |
最大30,000円
(税込 33,000円) |
合計 | 最大146,000円 | 最大132,500円 |
- ※1:マンションタイプのキャッシュバックは最大61,000円
- ※2:auひかりとauひかり電話を同時申し込みした方に、auひかり電話の基本料550円が最大35ヶ月無料(マンションタイプは最大23ヶ月無料)
- ※3:他社の光回線から乗り換えた場合、「auひかり+auひかり電話」の新規契約者に、最大30,000円のキャッシュバック
- ※4:マンションタイプの場合、工事費33,000円が実質無料。(33,000円を23ヶ月に分割して月額通信費から割引)
マンションタイプのキャッシュバック+割引の合計が、最大で132,500円。
オススメの代理店②
マンションミニギガ | マンションタイプF(S) | ミニギガ・F(S)を除く
マンションタイプ |
|
月額基本料金からの
割引※1 |
30,000円の割引
(税込 32,991円割引) |
62,200円の割引
(税込 68,411円割引) |
71,400円の割引
(税込78,531円割引) |
他社ネット回線から乗り換えの場合
キャッシュバック※2 |
最大30,000円還元
au/UQとまとめるとさらに 10,000円還元 |
最大30,000円還元
au/UQとまとめるとさらに 10,000円還元 |
最大30,000円還元
au/UQとまとめるとさらに 10,000円還元 |
合計 | 最大72,991円(税込) | 最大108,411円(税込) | 最大118,531円(税込) |
- ※1:ミニギガ「契約から23ヶ月間32,991円(税込)を分割して割引」。F(S)「契約から23ヶ月間68,441円(税込)を分割して割引」。F(S)とミニギガを除くマンションタイプ「契約から23ヶ月間78,531円(税込)を分割して割引」
- ※2:NTTフレッツ光、ソフトバンク光、ドコモ光など、他社の光回線から乗り換えた場合、30,000円のキャッシュバックがあります。(対象プロバイダ:au one net、@nifty、@TCOM、BIGLOBE、So-net)。さらにauスマートバリュー/UQモバイル自宅セット割の申込みで10,000円のキャッシュバック
マンションタイプVのキャッシュバック+割引の合計が、最大で118,531円(税込)。
Webからの申込み
代理店のサイトからメールアドレスを登録して申し込みます。
【おすすめ代理店】
登録したメールアドレスに受付完了の連絡メールが来るので、メール上で工事日の都合を決めてください。
工事日の数日前にモデムとターミナルが送られてきます。
工事日当日、作業員がモデムとターミナルを箱から開けて接続してくれます。
「auひかり回線」と「auひかり電話」を同時契約する方は、事前に電話も近くに置いておきましょう。
マンションタイプVはVDSL方式なので、電話線からターミナル(黒い機器)へと繋ぎ、そこからモデムと電話へ繋いでいきます。
作業員が全てやってくれるので我々は見ているだけで良いです。10分程度で設置完了。
設置後ネットは即時使えるようになりますが、電話が使えるまで10分ほどかかるとの事。
【利用開始後の注意点】
他社の光回線から乗り換えた方は、乗り換え元の回線をすぐに解約しないでください。
NTT側で電話番号の引き継ぎに最低3日かかるとの事なので、3日間空けてから乗り換え元を解約します。(3日間空けないと電話番号が引き継げずに消滅してしまう)
私はau回線開通の3日後に、乗り換え元のソフトバンク光に解約の電話を入れました。
レンタルしていたモデムの返却方法などもその時に確認しておくと良いでしょう。