考える人(小)

パニック障害を患っているので、歯医者に行くのが怖くてためらっている。

どうすれば克服できるだろうか?

こういうお悩みを持っている方に向けて記事を書いています。

 

 

私もかれこれ3年以上パニック障害を患っているのですが、

悩みの種だった歯医者を克服して、約1ヶ月かけて歯を治療する事ができました。

そのときの手順や考え方について書いていきます。

パニック障害の歯医者克服対策

①パニックの原因を理解する

何がパニックを引き起こさせるのかを考えます。

これは、あくまで私の場合ですが、

例えばスーパーマーケットで買い物をする際に、レジの列に並ぶとします。

レジが混んでいると、私の前後をレジに並ぶ人で挟まれて列から逃げられない状況になり、

後戻りできないと自覚した時に冷や汗が出てパニックになります。

 

バスや電車に乗る際も、

一度乗ってしまえば後戻りできませんし、次の駅に着くまで降りる事ができません。

自分の意思で電車を止めることができない、後戻りもできない状況に陥った時にパニックになります。

​後戻りできない、自分の意思で止める事ができない、逃げる事ができない状況でパニックが起きます。

②原因のレベルを下げる

歯医者に入って受付を済ませると、もう後戻りできない。

診察室の椅子に座ると、途中で治療を止めて家に帰ることができない。

そういう後戻りできない状況がパニックの原因になります。

 

逆を言えば、後戻りできる環境、中断できる環境ならオッケーなのです。

「自分がパニック症候群である事を歯医者に先に伝えておく」もしくは

「パニック症候群の患者を受け入れてくれる歯科に通う」という事でそれが克服可能になります。

(※歯科医院の選び方については後述)

事前に「自分がパニックを起こすかもしれない」と歯科医に伝えておくと自分の気持ちも楽になりますし、

取り乱した時には心が落ち着くまで放置してもらえます。

無理だと判断した場合は治療を受けずにその日は帰るという選択も取れます。

いつでも中断できる状態。途中で治療を止めてもいい状態を作ってもらえばいいのです。

 

「いい歳して取り乱すなんて恥ずかしい」と思う方もいるかもしれませんが、

事前に伝えていると恥ずかしくありませんよ。そういう病気なんだから仕方ないのです。

 

いつでも治療を中断できると思えるなら、少しは気が楽になれるんじゃないでしょうか。

③実績を作る

初日は治療せずに、診察室の椅子に座って患部を見せるだけでも構いません。

重要なのは、「診察室の椅子に座る」という実績を作ることです。

人は一度経験したことは、二度目以降になるとハードルが下がります。

二度目、三度目と通うにつれて少しずつ心の余裕が生まれてきます。

患部を見せて帰ってくるだけでもいいので、軽い気持ちで歯科に行ってください。

そして必ず診察室の椅子(治療台?)に座ってきてください。

 

私の場合は、初日に歯科のドアを開けて中に入る時が恐怖のピークでした。

何度も歯科の前まで来ては、勇気が出ずに引き返す、といった行動を1年半も続けていたのですが、

今では勇気を出してホントに良かったと思います。

今になって思えば、初日が恐怖のピークで、そこさえクリアすれば意外と大丈夫ですよ。

パニック症候群の歯医者の選び方

ベストな方法は、パニック症候群の患者を受け入れてくれる歯科を探す事です。

「自分の住んでいる地域名 + パニック症候群 + 歯科」のキーワードでネットでググってみてください。

いくつかの歯科がヒットすると思います。

 

世の中には、パニック症候群の患者を積極的に受け入れてくれる歯科医院がありまして、

それが自分の家の近くにあればラッキーなのですが、無いという場合が大半だと思います。

その場合は以下の3つの基準で歯科を選んでください。

 

①近所にある歯科の評判を片っ端からネット検索して、

「先生が優しい」とか「細やかな対応」といった評価のある歯科を選ぶ。

理由:

パニック症候群に理解を示してくれる歯科でなければ行く意味がありません。

どれだけ技術がある医者でも、横柄な態度、高圧的な態度の歯医者は避けてください。

 

 

②大きめ(広め?)の歯科を選ぶ

理由:

パニックの症状が起きて治療を中断してしまうと、他の予約患者の治療まで遅れてしまいます。

大きい歯科だと、診察室の椅子(診察台?)が複数あるので、他の患者の治療を待たせることなく、同時進行で進めることができます。

大きい歯科であれば、他の患者にも迷惑がかかりませんし、治療を拒否される可能性は低くなります。

 

 

③できるだけ空いている歯科を選ぶ

理由:

空いている歯科だと、他の予約患者を待たせる事がないので気兼ねなく治療を中断できます。

とは言え、これには少し矛盾がありまして、評判の良い歯科はもれなく混んでいるので、

空いていることよりも評判の良い歯科である方を重要視した方がいいですね。

最後に

私の場合は、通院初日に症状を書くアンケート用紙で、持病の欄に「パニック障害」であることを書いて伝えました。

事前に電話で伝えるのも有りかと思います。

患者を拒否するような病院は実際少ないと思うので、最初に軽く伝えておけば問題なしです。

 

勇気が必要なのは初日だけ、通院するにつれてだんだん余裕になってきますよ。

お互い頑張っていきましょう。


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